カボチャは、西洋カボチャCucurbita maximaと、東洋カボチャCucurbita moschataと、ペポカボチャCucurbita pepoの三種類に分けられています。
西洋カボチャは、大きく育つカボチャで、私達に馴染み深いカボチャです。
甘くってホクホクしていることから、栗カボチャとも呼ばれています。
東洋カボチャは、黒皮南瓜や鹿ケ谷南瓜を指します。
カボチャの皮が、黒味がかっているものが黒皮南瓜で、ひょうたんみたいな形をしたカボチャが、鹿ケ谷南瓜です。
ペポカボチャは、オモチャカボチャ(観賞用)や、そうめんカボチャなど指します。
風変わりな形をしているカボチャが多く、観賞用としても利用されています。
さて、パンプキンシードオイルは、学名をご覧になると分かりますが、ペポカボチャの種から抽出しています。
種は、とても栄養価が高くフィトステロール、オメガ-3、オメガ-,6、オメガ-9、ビタミンE(トコフェロール)、ミネラル(カリウム、リン、カルシウム、鉄、亜鉛、セレン)が、含まれています。
フィトステロールは、植物由来のコレステロールで、血漿中のコレステロールを、下げる働きがあると言われています。
オメガ-3は、必須脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、α-リノレン酸(ALA )に分類され、魚の脂に多く含まれています。
健康を維持する上で、必要な脂肪酸です。
オメガ-9は、オレイン酸が多く含まれている脂肪酸で、血液をサラサラにする効果や、悪玉コレステロールを減少させ働きがあると言われています。
オメガ-9が含まれているのは、オリーブオイルやナッツ類、アボカドなどです。
パンプキンシードオイルは、その他にも、女性にとっても嬉しい抗酸化作用があり、肌の張りや潤いを求めている方に、オススメのオイルです。
未精製のものは、緑色をしており栄養価も高いのですが、匂いが強いです。
科名 | ウリ科 |
学名 | Cucurbita pepo |
原産国 | 中南米 |
抽出方法 | 冷温圧搾法 |