20代までの若いうちは、同年齢で見た目の違いは余りないですが、30代も後半になってくると、同じ年齢なのに若く見える人、老けて見える人に分かれると思いませんか?
それは、なぜでしょうか。
老けて見える原因
30代になると、20代と比べて色々な所に変化が出て来ます。
- シミやソバカスが目立つようになる。
- 顎のラインが、シャープではなくなる。
- 目の下にクマができる。
お肌の表面(シミやくすみ)だけではなく、身体の中も年齢と共に変化します。
同じ年令なのに、老けて見える人の違いは何だと思いますか?
一番の理由は、「たるみ」
次に「シワ」です
たるみの前兆と原因
加齢と共に、頬の毛穴が、目立ち始めます。
その毛穴が、気になり始めた時が、たるみが始まった証拠なのです。
筋肉量は、20歳前後をピークに、年々減少していきます。
加えて、お肌の水分量も低下していきます。
皮膚や、皮下脂肪を支えているのは筋肉なので、その筋肉が減少することで、皮膚や皮下脂肪を支えられなくなります。
支えられなくなったことで、たるみが起きてきます。
若さを保つ一番の秘訣は、筋肉量を減らさない!ことですね。
筋肉量が減るのは胃腸が原因
筋肉のもととなる栄養素は、良質なタンパク質です。
そのタンパク質を吸収するのは、胃腸です。
胃腸の働きが弱いと、栄養吸収が悪くなり全身の筋肉量が減ります。
また、運動不足による筋肉量低下もあります。
年齢と共に下腹が出てくるのは、内臓を支える筋肉が弱まって来ているからです。
さらに、筋肉が弱まっているところに、食べ過ぎにより胃が下の方へ落ち、消化能力が弱ってきます。
胃腸が健康でなければ、良い筋肉を維持出来ません。
胃腸を強化するには
胃腸を良好な状態にするには
- 植物性のものを食べる。
- よく噛む。
- 食べ過ぎない。
- 寝る2時間前に、食べ終わる。
以上4つが、重要です。
昨今は豊食時代ですから、手を伸ばせば色んな食材があります。
お腹が空いたから食べるというより、時間が来たから~とか、美味しそうだから~で食べてしまいます。
空腹時に細胞を修復する
口さみしいからと、間食をしたり、あまりお腹が空いていないけど時間が来たから食事を取る、というのでは、胃腸の状態を良好には保てません。
なぜなら空腹の状態の時に、傷ついた細胞を修復するからです。
誰しも持っている長寿遺伝子は、飢餓状態にならないとスイッチが入りません。
長寿遺伝子は、活性酸素を取り除いたり、細胞の修復などをしてくれます。
断食まではしなくても、お腹がグーッと鳴ってから、1時間程我慢をしてから食事をする。
それだけでも胃腸の状態は、改善されます。
その時も、よく噛む・食べ過ぎない・野菜中心の食事は大事です。
シワに効果のあるアロマオイル(精油)
皮膚には、バリアー層というものがあり、栄養を表面から与えても、浸透させることが出来ません。
その点、精油は分子量が小さいので、バリアー層を抜けて、奥まで成分を送ることが出来ます。
皮脂バランスを整え、皮膚やコラーゲンの再生を促したり、細胞修復やキメを整える効果が期待できる精油を、ご紹介します。
- 皮脂バランスを整えたり、皮膚の再生を促す精油⇒イランイラン
- コラーゲン産生⇒カモミール・ローマン
- 皮膚の再生⇒クラリセージ・ラベンダー
- 収れん(キメを整える)⇒サイプレス・サンダルウッド・ジュニパー・パチュリ・フランキンセンス
- 細胞修復⇒ネロリ・ベチバー・ベンゾイン・ミルラ
上記の精油を使い、アロマトリートメントを継続し行うことも、若さを保つ秘訣です。
筋肉の流れを無視したり、過度な力を入れたマッサージは、かえってシワやたるみを作ってしまうので、注意をしてくださいね。
以上のように、筋肉を強化しながら、皮膚を良好な状態に持っていくことが、若さを維持することに繋がります。
- 胃腸を健康的に保ち、筋肉量を減らさない。
- お肌のケアを怠らない
いつまでも年齢より若くいたいですね。