まず、始めに断っておきますが、私はスピリチュアルが嫌いです。
でも、目に見えない存在のことや、説明できない事象があることは、体験を通してあるだろうとは思っています。
子供の頃は、何かがいる「気配」しか分かりませんでしたが、年齢を重ねるに連れて形や音があるものとして認知出来るようにもなりました。
私にとって、それが日常だったので「みんなも同じように見えたり感じているのだろう」と思い、余り気にも止めませんでした。
しかし、みんなが同じように感じている訳ではない、見えている人がほとんどいない、ということに気付きました。
これを、見えていない人に、論理的にどう説明すればいいのだろう、とずっと思っていました。
目次
副業霊能師との出会い
答えが出ないまま、ひょんなことから、霊能師の仕事をしている人と知り合いました。
本業は会社を経営している社長でしたが、副業(ほとんどボランティア)で霊能師の仕事をしていました。
私と同じものを感じたり、見えたりしている、という嬉しさから、その人と会ったり話をしているうちに、私の感覚も研ぎ澄まされていき、近い将来起きる事象や起きた事象が、映像として見えてくる経験もしました。
事故現場の無念の記憶
ある時、旅先からの帰り道で、バイクの横でうつむいた男性が立っていました。
その男性は、生きている人間のような出で立ちではなく、映像という形で見えました。
服の柄、色までも一瞬で分かるような、パッと頭の中に入ってくる映像という感じです。
とても気になり、ネットで調べていくと、その場所でバイク事故でなくなった男性がいました。
自宅に向かう筈だった、その途中で不本意ながら生命を落としてしまった。
本来なら「ただいま~」と笑顔で自宅に帰れた筈なのに…と辛い気持ちにもなりました。
しかし、この話を第三者に話す場合に、どう説明出来るのか?
理論的に話せないのではないか?と疑問の方が強くなりました。
その時に、副業霊能師さんに話しを伺うと、2つのキーワードを教えてくれました。
それが「ガイド(導いてくれるお手伝い係)」「ハイヤーセルフ(高次元の自分)」です。
でも、3次元、4次元、5次元、天使、あなたの中に存在する神様…と言われても、ピンと来なくてキーワードを基に、私なりに解釈しました。
ガイド=虫の知らせ
スピリチュアルなことを調べていると、ガイド、という言葉にたどり着くと思います。
ガイドとは、視覚的、聴覚的、など五感を通して知らせてくれ、どうしたら良いか迷う時に、解決策がイメージとして脳裏に浮かぶものです。
分かりやすく言うと、例えば、普段は何とも思っていないのに、なぜか嫌な予感がする時があると思います。
- 通りなれた道なのに、嫌な予感がして避けて通ったら、後で交通事故があったことを知った。
- いつもは連絡しない人が気になり、久しぶりに連絡したら病気だった。
- 自転車で走っていて、なんとなくその日に限りスピードを落として走ったら、子どもが飛び出してきた。
いわゆる、虫の知らせ、というヤツです。第六感とでも言いましょうか。
それが、ガイドです。
また、こんなこともあると思います。
何かにイライラしていたりすると
- 車を運転していたら、子どもが飛び出してきて、何度かヒヤッとする場面にあった。
- いつも通りなれた道で、事故ってしまった。
- むしゃくしゃすることがあった日に限って、物を無くしたり、怪我をしたりした。
ということはないでしょうか。
これは、自分中心の考え方になり、ガイドからのメッセージが受け取れない状態になってしまった、ということです。
このように、ガイドは
- 心が清らかで穏やかな時は誰でも感じることができる
- 心が乱れている時は感じることができない
のです。誰でも、似たような経験をしたことがあると思います。
霊能力があるかどうかに関わらず、本来誰でも持っている能力で、言葉では説明できない、第六感のようなものです。
ハイヤーセルフとエゴ
ハイヤーセルフは、高次元の自分であると解釈されています。
では、高次元の自分とは具体的に説明する前に、ハイヤーセルフとハイヤーセルフの中に隠れているエゴについて説明します。
ハイヤーセルフと繋がっている時、私たちは
- 人に親切で、思いやりがある。
- 謙虚で、誠実である。
- 人の役に立ちたい。
- 自分は、幸せだと感じる。
という状態にあります。
ハイヤーセルフと繋がっていない時は、エゴと繋がっています。
エゴと繋がっている時は
- 劣等感を感じ何事も上手くいかなくなる
- 他人と競争し勝ち負けにこだわる
- 恐怖心や罪悪感を感じる
という状態にあります。
誰でも、エゴは持っています。
もし私には、エゴがないと思っているなら、それこそがエゴです。
そして、エゴと繋がっている時の特徴は、次の通りです。
- 愚痴ばかりを言う
- 人のアラ探しばかりしている
- 自分が一番正しいと思っている
- 過去の出来事に恨みや怒りを持っている
以上のことから、私は
ハイヤーセルフは倫理的・道徳的に考える自分と考えています。
見えないものの存在
ガイドやハイヤーセルフは、何となく分かっていただけましたでしょうか?
次に、見えない人に、見えることを論理的に伝える。
これが出来なければ、見えない人からすれば、ただの病になってしまいますね
姿が見えたり、声が聞こえたりするというのは、医学的に言うならば幻覚・幻聴ですから
- 脳が勝手に像を作っている。
- 精神の病
- 思い込み
かもしれないですよね。
そして私なりに、霊が見えることに関して説明するならば、霊と周波数があってしまった…しかありません。
全然論理的じゃないですね
遠い昔、科学が進歩していなかった頃、風の動きが変わっただけで、身の危険を感じる能力が備わっていたと考えています。
「あの物陰に刺客が隠れていそうだ。回避するためには、こっちの道だ」
そんな直感的な能力がなければ、生き残ることが出来ないと、思うからです。
私達の身近にもあります。
普段、乗っている電車だけど、その日は気分が乗らないから、マイカーで出掛けてみた。
すると、乗る筈だった電車が、事故を起こしてしまった。
このような直感が、もっと精度がよくなると、映像として見えてくるのではないかと考えています。
私達の周りには、色々な電波が飛び交っていて、その電波は見えることも聞くことも出来ないけれど、受信機の周波数を合わせたら、音や映像が流れてくる。そんな感じですね。
でも、こんなことを考えているうちに、どうでも良いことに思えて来て、霊能師さんとの接点を断ちました。
そこで、私が出した答えは
スピリチュアルの世界は、死んだら誰でも見れる!
今は生きている世界を楽しもう!!でした。
うまくいかないのは霊が憑依しているから?
それから数年後、スピリチュアルの世界と、現実の世界を切り離したつもりでしたが、今度はサロンにいらっしゃるお客様から、霊の存在について聞かれることが多くなりました。
Aさんの場合
何をやっても上手く行かない、でも自分に原因があるとも思えない。
霊視が出来る人に見て貰ったら、因縁が悪さをしていると言われた。
Bさんの場合
病気になるし、ケガはするし、よく考えたら厄年だった。
だからお祓いして貰った。
Cさんの場合
突然、背後から気配を感じたら、鳥肌が立った。
もしかしたら憑依されたかもしれない。
その時から、悪いことばかり続く。
などです。
次から次へと問題ばかりが起き、ケガや病気ばかりしていたら、霊の仕業にしたくなるかもしれません。
また、自分にとって嫌なことを、今までに体験した何かと結びつけて、霊のせいにしているかもしれません。
でも、それは霊や因縁のせいにして、努力をすることも、環境を変えてみることせず、周りが変わってくれることを待っているだけです。
あなたの心の健全性の問題
同じ言葉を聞いても、心の健全性(心の元気度)の度合いによって、解釈が変わって来ます。
例えば、健全性が高い時は
思いやり、困っている人を助けたい気持ち、大きな視野(社会全体)で物事を見ようとします。
しかし健全性が低い場合は、自分中心の世界になってしまい
- 物事が上手くいかなくなる。
- 強い劣等感を持ち、他人と比べるようになる。
- 人を許さない&非難する。
- 強い恨みを持つ。
などがあります。
スピリチュアル的に言うなら、健全性が高い時は、ガイドの助けを得てトラブルを未然に防ぎ、ハイヤーセルフと繋がり、物事が上手くいく。
健全性が低い時は、ガイドからのメッセージを受け取れず、トラブルに巻き込まれ、ハイヤーセルフではなくエゴと繋がり、ますます悪循環になる。
でしょうか。
なので
うまくいかない!&悪いことばかり起きる!
と思う時は、スピリチュアルや占い、霊などの見えない存在ではなく、心の健全性を考えた方が良いと思うのです。
心の健全性を知りたい方は
または、カラーキューブセラピーがオススメです。